努力値配分と定数調整の考え方
努力値は、同じポケモンをまったく別の役割に変える育成要素です。 このページでは、まず迷ったときの配分方針と、実戦で使われる代表的な定数調整を整理します。
まずは役割から決める
努力値を振る前に、そのポケモンに何をさせたいかを決めます。 役割が曖昧なまま配分すると、火力も耐久も素早さも中途半端になりやすいからです。
- 物理アタッカー: こうげきとすばやさを優先し、性格は「ようき」または「いじっぱり」が候補です。
- 特殊アタッカー: とくこうとすばやさを優先し、性格は「おくびょう」または「ひかえめ」が候補です。
- 物理受け: HPとぼうぎょを優先し、相手の物理技を受ける役割に寄せます。
- 特殊受け: HPととくぼうを優先し、特殊アタッカーへの後出し性能を高めます。
- 起点作成: すばやさ、耐久、補助技の成功率を見ながら、行動回数を確保します。
252振りと余り4
初心者に最も分かりやすい配分は、重要な2項目に252ずつ振り、残りを別の1項目に4振る形です。 合計は508になり、実数値に反映されない残り2はゲーム仕様上余ります。 AS、CS、HB、HDのような表記は、それぞれ振るステータスの略称です。
ただし、すべてのポケモンが極振りで最適になるわけではありません。 すばやさを必要なラインまで抑え、余った努力値を耐久へ回すと、先手を取りたい相手を抜きつつ倒されにくい配分を作れます。
HP調整の代表例
HPは、割合ダメージや回復量に関わるため、特定の余りになるよう調整されることがあります。 当サイトでは、入力した実数値が代表的なラインに当てはまる場合、調整アドバイスとして表示します。
- 16n-1: やけど、毒、砂嵐などの定数ダメージを抑えやすいラインです。
- 16n: たべのこし、くろいヘドロなどの回復効率を最大化しやすいラインです。
- 10n-1: いのちのたまの反動ダメージを抑えやすいラインです。
- 4n+1: みがわりを4回使ってHPを1残しやすいラインです。
耐久調整の考え方
耐久に努力値を振るときは、HPだけ、ぼうぎょだけ、とくぼうだけを見るのではなく、実際の耐久指数を意識します。 物理耐久はHP実数値とぼうぎょ実数値の掛け算、特殊耐久はHP実数値ととくぼう実数値の掛け算で大まかに比較できます。
HPが極端に高いポケモンは防御や特防に努力値を振った方が効率よく耐久が伸びることがあります。 逆にHPが低く防御・特防が高めのポケモンは、まずHPに振ることで耐久指数が伸びやすくなります。
チェッカーで配分を詰める流れ
まずプリセットでAS、CS、最速Sなどの定番配分を適用し、そこからすばやさやHPの努力値を少しずつ下げてください。 目標の実数値を保ったまま余りを耐久へ回せるなら、その配分はより実戦向きになります。 数値を動かすたびに結果が変わるため、育成前の試算や構築メモ作成に向いています。